「上対馬温泉 渚の湯」の施設外観。海沿いの高台に建ち、周囲に他に建物は皆無。 | トイレに貼ってあるハングルの注意書き。地理的な理由から対馬には韓国人の観光客が多い。 |
上対馬温泉に隣接する三宇田浜(みうたはま)。日本の渚百選に選ばれている白浜。対馬の海岸線はリアス式のため、海と山が迫った断崖のような場所が多く、こうした砂浜は貴重である。浜と道を挟んだ向かい側に温泉スタンドがある。 |
国民宿舎 上対馬荘の客室からの眺め。この辺りからは、日露戦争の日本海海戦の際、ロシアのバルチック艦隊が沈む様が見えたという。また、この辺りに流れ着いたロシア兵を、住民は怖がりながらも手厚く遇したという。 |
西泊漁港に祀られる三ツ石。山の上の能理刀神社より落ちてきて、元寇船を打ち払ったという。 | ||
温泉や国民宿舎のある上対馬町西泊の鎮守・能理刀(のりと)神社。式内社であり、また長く亀卜の聖地であった。 |
西泊の民家にあった電動回転イカ干し機。対馬はイカ漁が盛んで、あちこちでイカ干しが見られる。動画はここをクリック(再生にはQuickTimeが必要) | 上対馬の中心、比田勝(ひたかつ)の港に停泊する海上保安庁の巡視船。国境の街であることを実感させられる。 |
上対馬町の隣、上県(かみあがた)町佐護に鎮座する天神多久頭魂(てんじんたくずたま)神社。対馬固有の天道信仰の聖地で、社殿が全くなく、太古の神社の姿を残す。 | 上県町、対馬野生生物保護センター近くにあるツシマヤマネコの像。野生生物保護センターでは、病気により自然に帰すことが出来なくなったヤマネコを飼育しており、観察することが出来る。 |
対馬の北端、上対馬町鰐浦の韓国展望所。韓国の古代建築を模してある。 | 展望所脇の朝鮮国訳官使殉難之碑。江戸時代、李氏朝鮮の使船がこの辺りで難破した。 |
韓国展望所からの眺め。対岸の島は航空自衛隊のレーダー基地がある海栗島(うにじま)。この日、韓国を望むことはできなかった。 | 深夜の韓国展望所からの眺め。一番手前の灯りは鰐浦漁港。その対岸、いくつもの照明が水面に反射しているのが海栗島。最奥の水平線上に輝くのが韓国・釜山の夜景である。 |
深夜の韓国展望所からの眺めの望遠・拡大。手前は海栗島の自衛隊の施設。写真左上にライトアップされた釜山(もしくは釜山郊外か)の橋が鮮明に見える。まさしく国境の島である。なお、上対馬温泉から韓国展望所までは車で十五分程度の距離。 |