邪神大神宮 道先案内(ナビゲーション)
鳥居(TOP)斎庭(総合メニュー)万邪神殿パウチカムイチセシュシュランペツ>パウチカムイ依代(ドール)の仕様など

パウチカムイ依代(ドール)の仕様など


 素体は紅葉様と同じく27cmのボークス製ドルフィープラスを使用。黒ストレートのウィッグにブラウン系のグラスアイを使ってます。当神宮で女魔の依代となるドールは、このへんに関しては大体皆同じようなものです。場合によっては衣装を変えて別の依代なってもらうときもあるくらいで……このドールも実は最初お雪だったものが、土蜘蛛の阿邪爾那姫様になって、それからこのパウチカムイとなりました。本当は一体一体作りたいんですけどね。それでこそそのドールに込める愛と、その邪女神様に対する忠誠の証になるのでしょうから(ヲイ
 多分今後このドールは紅葉様同様パウチたん固定となるでしょう。臨時で別の依代になることはあるかもしれませんが。
 服に関しては、写真の解説のところでも述べているように、静内のシャクシャイン記念館で売られていたチカルカラペというアイヌの民族衣装のミニチュアです。アイヌの方が本物の衣装を元に制作されたものなので、限りなく本物に近いものなんですね。模様は本物というべきですし、素材も限りなくそれに近いでしょう。他にもいろんな衣装が売られていまして、アットゥシという男性用の衣装も購入しました。中に着ている下衣は、このアットゥシに付属のもので、男性用なので実は上衣のチカルカラペよりもサイズが大きいのです。
 こうした衣装は十年以上前に作られたもので、値段も当時つけた三千円程度と破格の値段(普通こういう人形サイズの衣装は手作りだと五千円以上、民族衣装のような手の込んだものなら一万円してもおかしくありません)。ただし現在は制作していないので、今ある分がなくなったら終わりとのことです。北海道もいろんなところに行きましたがこういうミニチュア衣装は他では見たことがありません。阿寒湖や二風谷では見なかったので、あるとしたら白老ぐらいかな。とにかく貴重なものです。
 マタンプシ(はちまき)は、層雲峡撮影時は某格ゲーキャラ(妹)のものを使用していましたが、旅行中にご当地○ティを見つけたので、それを流用してみました。こっちのほうが本物に近い感じです。某格ゲーキャラ(妹)のも配色的にはマッチしてるんですけどね。子供っぽくやんちゃな感じにも見えるし。こっちだとちょっと落ち着いた感があります。
 首飾りはパワーストーンショップで作ってもらったアズロマラカイトの腕輪。アズロマラカイトとは、アズライト(藍銅鉱)とマラカイト(孔雀石)が自然に混合して生成された貴石で、古来より神官や占い師が霊感を得るために用いてきた石だとか。アズライトはかの予知能力者エドガー・ケイシーが「語る石」と呼んだもので、マラカイトもクレパトラが粉末をアイシャドーに使って千里眼的能力を得ようとしたものだということです。また邪眼や邪視を退ける力もあると信じられたとか。元来はシャーマンであったパウチたんにはふさわしいかもしれませんね。「魔」としてのパウチたんにはダメージを与えそうですが。
 伝説にもあるように、本来、パウチカムイは全裸で踊っているものなのですが、それをそのまま表現したのでは何だか分からないし、18禁サイトになってしまうし、何より筆者はチラリズムにエロスを感じるし……ということで上記のような衣装を着けております。ただし、やはり妖艶さを出すために衣装は完全に着てはおらず、前をはだけたりしているのです。それでも、チカルカラペ一枚でまんまはだけてしまうとやはり18キーンになってしまうので、アットゥシ付属の下衣を着ているという次第です。
 むしろ18キーンにしろという気もしますが、パウチたんは一方でも織物の神であり、その織物は神々の衣となったり、パウチたんが憑いた人間は見事な織物を織り上げるというので、アイヌの伝統を受け継ぐ立派な衣装を着ているのもいいかなと(別に織った人がパウチに憑かれているという意味では全くないです)。もともとのシャーマンとしてのパウチたんは、トランス状態になるときっとこんな半裸の姿で舞踏したのでしょうし。ということでくずして服をまとうというスタイルになりました。
 それにしても見事な衣ですね、パウチたん。

いいからキミも一緒に踊ろうよっ!!

……。


シュシュランペツのアパ(入口)へ戻る