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| 行列の回廊。ここは珍しく白い柱だが、よく見られる赤い柱を含め、宮殿の柱は木製。宮殿の柱の下に向かって細くなっていく形状や、独特の深い朱色は、クノッソス独自の様式。 | ||
| 南の入口の下方にある「聖職者の家」。 |
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| 「行列の回廊」の壁画。 | ミノアのシンボル、牛の角のモニュメント。 |
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| 行列の回廊にある大瓶。宮殿内ではこうした大瓶が数多く置かれている。 | 食料貯蔵庫。 |
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| 「ユリの王子の壁画」のある建物。 | ||
| 「ユリの王子の壁画」。かなり大きな壁画で、王子の大きさは等身大かそれ以上。王子の足元にやや抽象化されたユリが描かれている。 |

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| 「玉座の間」の玉座の向かい側。ここでは柱は黒く塗られている。 | 中庭から「玉座の間」を望む。 |
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| 「玉座の間」上階入口 | 「玉座の間」上階内部。柱の向こうは下階まで吹き抜けになっている。 |
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| 「雄牛跳び」のフレスコ壁画。 | 海藻? |
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| フレスコ壁画「青の婦人たち」。 | 「玉座の間」上階から北方を望む。中央遠方にエーゲ海が。 |
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| 中庭から北の入口を望む場所で若い西洋人女性に写真撮影を依頼。 | 中庭から東翼を望む。 |
こちらも中庭から東翼を望む。このあたりは宮殿内でも最も保存状態が良好で、人の手もあまり入っていない一画。空中で途切れた階段がいかにも遺跡らしい。個人的にはここからの眺めが宮殿内で一番素晴らしく思えた。3階建て(中庭と同じ高さを1階とするので地階も存在する)の西翼に対し、こちらは5階建てだったという。写真の左端あたりには「大階段」と呼ばれる階段があって、地階まで続いており、そこには地階まで光を採り入れる巧みな採光システムや、巨大な盾が描かれたフレスコ画を目にすることができるらしい。らしい、というのは、このときは修復工事中か何かで中に入れなかったからだ。まあ、オフシーズンではさもあろう。気を取り直して東翼へと降りていく。![]() |
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| 中庭から東翼へ降りてきたところ。中央に空中で途切れた階段が見える。右やや下の黒い列柱は「王の間」。 | ||
| 「王の間」。ここも改修工事中で入れなかった。 |
「女王の間」のイルカの壁画。これも昔、歴史の資料集で見た覚えがある。それだけポピュラーな壁画なのだが、何とも和やかな壁画でないか。古代の専制国家のイメージとは程遠い、民衆的な印象さえ受ける絵画だ。イルカや魚の向きも左右バラバラで、自由な雰囲気がある。またイルカの向きだけ取れば、円環を描いているようにも見える。ミノア文明のほかの絵画でもそうだが、こうした動物のデザインは日本の縄文時代の遺物を思わせる。しかしその写実性や鮮烈な色使いは、縄文時代のような土俗性や呪術性とは一線を画した洗練された優美なものを感じさせる。こんな壁画を毎日目にして暮らしていた女王とは、どんな人物だったのか。![]() |
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| 「王の間」からさらに下に降りてきたところ。 | このあたりも遺跡的雰囲気が濃厚。 |
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| 「王の間」の真下あたりの外壁。 | 「巨大瓶の倉庫」にある巨大瓶。 |
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| 「チェスの通路」あたりから北の入口を望む。 | ||
| 「円形浮彫のある大瓶の倉庫」。 |
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| 東翼を一周して、三度中庭へ。 | 宮殿北端より。手前の多くの短い柱があるあたりが「税関」、中央やや左の一際高い建物が北の入口の見張り場、その右下の建物が「水祓の間」。 |

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| 北東方向から見た北の入口。 | 入口の西脇から見た見張り場。 |
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| 見張り場真下の通路に描かれたポセイドンの象徴たる三叉の矛(だと外国人ツアーのガイドが英語で説明していた)。後世(といっても古代には違いないだろうが)のものだろうか? | ||
| 入口より見張り場を見上げる。 |
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| 北西の入口。北の入口のすぐ裏側に当たり、メインゲートである北の入口に対して儀式の際の入口であったといわれる。 | 北西の入口にある「水祓の間」。宮殿内の礼拝所への参拝や儀式に参加する人々の清めの場であったという。 |
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| 石の祭壇(中央手前)。 | ||
| エヴァンズ像の向かいあたりにある大きな円形の竪穴「クルーレス」。儀式で使われ粉々になった土器を置くための場所で、家屋の遺物も発見されているという。 |
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| 「劇場」を見下ろす | ||
| 「劇場」から真っ直ぐに続く「王の道」。クノッソスへの入口であり、出口でもあった。 |