紅葉紀行
其之一、荒倉山 ロ、紅葉の岩屋(上) 呉葉門へ戻る
荒倉山の中腹、標高千メートルを越える森の中に、「紅葉の岩屋」がある。
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岩屋入口にある、江戸時代の俳人、小林一茶の句碑。「鬼のいた穴よ朝から秋の暮」という句が彫られている。
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一茶句碑の解説板。一茶の句の通り、深い森の中のため、昼なお暗い。撮影時は夕刻だがまるで夜のような暗さである。
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紅葉の岩屋入口。朽ちた赤い鳥居が不気味ではあるが、この場所が聖地であることがよく分かる。なおこの鳥居は車道からかなり入った場所にあり、ここに至る道自体、大変見つけづらい。
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釜背負岩(かましょいいわ)。鬼が釜を背負って逃げようとしているように見えることからこの名がある。近辺には、このような紅葉伝説にちなむいくつかの岩が点在する。
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釜背負岩の案内板。岩屋周辺にはこのような案内板が設けられているが、観光地でもなければ、決して開けた場所でもない。
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紅葉の化粧水。山中から清水が湧き出している。紅葉は朝夕、この清水で洗顔し、化粧したという。紅葉が美貌を保ったのもこの水のおかげだという。
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岩屋の
やや手前から後ろを振り返るとこのように戸隠連山の山並みを拝むことができる。標高は千メートルを越えており、かなりの高所に位置する。
紅葉の岩屋(下)へ続く。
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