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紅葉紀行
其之一、荒倉山 ハ、紅葉の岩屋(下)




 いよいよ紅葉が籠ったといわれる、岩屋本体である。

岩屋全景。写真では暗くてよく分からないが、正面の巨大な錐形の岩塊が岩屋である。

岩屋の案内板。「鬼の岩屋」と呼ばれる。

「前庭」とも呼ばれる、向かって右側の浅い岩穴。「紅葉狩」の上演記念の木柱がいくつも立てられている。

前庭内部。フィルムの結露のためであろうか、白く光ってしまっていてよく分からないが、中央に祠が建てられている。

紅葉が根城とした左側の岩穴。入口は狭いが中は広く深い。

岩穴内部。高さ二メートル、深さ十五メートル程の洞窟で、奥に水が湧いているという。



荒倉山への案内
 荒倉山は戸隠村と鬼無里村の境にそびえる山々の総称で、主峰・砂鉢山は一四三一メートルを誇る。紅葉の岩屋はその戸隠側の中腹にあり、標高は千メートルを越える。
 紅葉の岩屋へは、一応自動車でのアクセスが可能。戸隠宝光社方面から直接岩屋へ向かうルートが一番分かりやすい。宝光社から鬼無里へ向かう県道三六号線信濃信州新線に入り、上楠川の集落を越えて、掛札川を渡って少し山を登ったところで左の脇道へ入る。「紅葉の岩屋」と書かれた小さな道しるべが目印。
 ここからは岩屋までは、切り立った谷あいを走る悪路が続くので注意。気休め程度に舗装されているが、道幅も狭く、ガードレールのない場所も多い。山側の崖もほとんどむき出しのままで、落石の危険もある。実際、筆者も道の中央に転がっていた岩を手でどけたことがある。また、濃い森の中のため昼でも暗く、案外迷いやすい。カーナビの地図に書かれていない可能性も高い。
 この道に入ると、岩屋までは一度だけ分岐がある。そこでは右、上の方向へ続く道に進む。誤って左に進むと、極めて狭い道を通らされた挙句、谷あいの集落に出てしまい迷ってしまうので、進まない方がよい。分岐を過ぎたら、蛇行しながら延々と山を登る一本道である。照明のないトンネルを抜けたすぐ右側に岩屋入口の看板がある。ここからは徒歩で進むが、ここから入ると途中で道が壊れており、熊笹の生い茂る斜面を滑り降りなければならない。この入口からもう少し車で下ると右側に入口があるので、そこから入ることをお勧めする。ただし入口は分かりにくく通り過ぎてしまいやすいので注意したい。よくよく見ると案内の看板があるはずである。左に折れる道が現れてしまったら行き過ぎ。入口からしばらく歩いていくと赤い鳥居や蕪村の句碑がある。そのまま先に進んで登っていけば岩屋にたどり着く。
 岩屋への入口から車で少し下ると、上で述べた左へ入る道が現れる。そちらへ少し進むと荒倉キャンプ場があり、近くに能舞台と紅葉稲荷神社がある。紅葉稲荷神社は車道沿いの左側にある。そのまま道を下っていくと戸隠村栃原、紅葉の菩提寺や墓がある柵の里である。
 何度も繰り返したように、自動車で行けない場所ではないが、危険で分かりにくい道なので、事前に県別の詳細な地図などでよく調べること。また、夜間や悪天候時も控えた方が良い。特に夜間は入口までたどり着いたとしても、真っ暗な中、そこそこ足場の悪い山中を進まねばならないので止めた方が良い。筆者が初めて訪れたときも、かなりの濃霧で、生きた心地がしなかった。入口に着いたことは着いたが、あまりに暗かったため中には進めなかった。最初訪れたときはトンネルのそばの入口の方しか分からなかったが、道が壊れているのを知らずにそのまま進んでいたら、間違いなく怪我をしただろう。二回目に訪れたときは岩屋までたどり着いたが、やはりトンネルのそばの入口から入ったので斜面で足を滑らせた。また晩秋の夕刻だったのですぐに暗くなった。時間には余裕を持って訪れよう。キャンプ場で一泊でもして、朝、キャンプ場から徒歩ででも行くのが良いと思う。
 バスも麓までは走っているが、かなり歩くことになるだろうし、本数も少ないだろう。詳細は戸隠村の観光課にでも聞いてほしい。なお、毎年十月の第四日曜には鬼女紅葉祭りが行われ、その際には長野駅から現地直行の臨時バスも出ている。それ以外の時は訪れる人も滅多にいない場所である。


大きな地図で見る
紅葉の岩屋の場所は左の地図の通り。また、後日再訪した様子はこちら



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