紅葉紀行
其之四、大姥山 ロ、産池と大姥神社本宮 呉葉門へ戻る
大姥神社前宮から大姥山へ入っていくと、中腹に産池があり、さらに登っていくと大姥神社本宮へと達する。
紅葉鬼人=大姥様が金太郎を産んだ時、産湯につけたといわれるのがこの産池(うぶいけ)である。雨天のため平常時より濁っていたと思われるが、その割には結構な透明度を保っていた。写真でも池に埋没している枯葉や枯枝が透けて見えている。
反対側から眺めた産池。傍らには大きな柄杓(ひしゃく)が置かれていた。大姥山登山の際の手水の役割も果たしているようだ。あるいはここで禊が行われることもあるのかもしれない。
産池のほとに建つ歌碑。栗林天翔という歌人の「湧き出ずる 神の恵乃 産池よ うつる古木や 故郷の山」という歌が刻まれている。
大姥神社本宮鳥居。ここからは徒歩で登山せねばならない。傍らには朽ちた鳥居の残骸が残されていた。
大姥神社本宮社殿。中にはご神体の鏡と掛軸が置かれている。ここから大穴まで、本格的な登山となる。
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産池と大姥神社本宮の場所は左の地図の通り。 |
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