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其之八、春の戸隠 さらなる紅葉紀行 ロ、矢先八幡
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 「鬼の塚」の道を挟んだ向かいのやや南に「矢先八幡」が鎮座する。平維茂が紅葉の居場所を探しあぐね、八幡大神に祈って放った矢が落ちた場所がここだという。

「西ノ矢(にしのや)」のバス停。このバス停が矢先八幡の目印。

矢先八幡の案内板。かつては矢先八幡、または八竹八幡と呼ばれていたが、現在の名称は柵(しがらみ)神社である。

矢先八幡入口の鳥居。ここから長い石段の参道を上がる。石段は荒れているので若干注意が必要。

石段を上がると、途中、踊り場のような平らな場所に出る。ここに社務所のような建物や手水がある。

社殿に至るにはさらに石段を登っていく。段の幅が狭く急なので注意。

石段を登りきると社殿が見えてくる。社殿の周囲には矢竹が生えているが、これは維茂が放った矢が根付いたものだとか。しかも、維茂の放った矢は二本だったので、ここの矢竹は必ず二本双生するようになったという。

矢先八幡の社殿。御神体は八寸(約二十四センチ)ほどの矢尻石(黒曜石)だという。

社殿の向かって右に建つ「余吾将軍平維茂紅葉狩遺蹟之碑」。明治四十二年に建てられたもので、東京帝国大学の文学博士・芳賀矢一による銘文が刻まれている。「伝説はもとより史実にあらず、しかも史実以外の真相を語るものなり」という言葉が胸に響く。しかし、碑は高い位置にあり、碑文も鮮明ではなくなってきているので非常に読みにくい。


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矢先八幡(柵神社)の場所は左の地図の通り。



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