十二社全景。桜と一位の木に覆われている。
十二社の案内板。案内板にある安和年間は、紅葉が維茂に倒された頃。男子は維茂のごとく強く、というのはともかく、女子が紅葉のごとく美しく、というのはいかにも紅葉伝説の本場らしい。紅葉紀行其之ニにも書いたが、維茂と紅葉の双方に敬意を抱くのが柵の里の特徴である。
十二社鳥居。十二社は小さな社である。
十二社社殿。以前は石垣の上に祠が建っていたのだが、丁度建て替えの時期なのか、撤去されていた。その分、維茂が植えたという桂の大木の切り株がはっきりと分かる。祠がなくて、かえって精霊信仰的な雰囲気を漂わせている。まるで沖縄の御嶽(うたき)のようだ。|
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十二社の場所は左の地図の通り。 |