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紅葉紀行
其之六、秋の戸隠 ニ、紅葉の岩屋
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 荒倉山の中腹、標高千メートルを超える山麓に穿たれた岩窟、それが紅葉が根城にしたという「紅葉の岩屋」。「鬼の岩屋」とも呼ばれる。紅葉紀行其之一に掲載した写真は、カメラの性能が悪く、撮影時間も遅い上、フィルムの結露等があったため鮮明でないので、ここに改めてその全貌を紹介する。今回は午前中に撮影を試みたが、それでもやはり光の届きにくい場所だ。一茶の句の通りである。

前方中央、左右両側の木々の間に見える、木や草に覆われた岩塊が紅葉の岩屋のある岩。

こちらは十一月上旬の写真。木々の葉が落ちて少し見やすくなっており、岩屋の穴がはっきり見える。

紅葉の岩屋。向かって左は紅葉が根城とした穴、右は「前庭」と呼ばれる浅い穴。何だかジブリっぽい風景だ。思えば「もののけ姫」と鬼女紅葉には結構共通点がある。ちなみに「もののけ姫」のモデルは屋久島に伝わる妖魔「山姫」だとか。風景に関しては、「もののけ姫の森」と呼ばれるようになった確たるモデルが同じ屋久島にある。

こちらは上の写真の次の日(紅葉祭り当日)の午後に撮影したもの。一日のうちのわずかな時間だけ、光が差す。

こちらは十一月上旬のもの。木々の葉が落ちたり紅葉したりしている。もっとも、紅葉の岩屋の周囲には「モミジ」は生えていないようだ。

岩屋の案内板。

左の穴の入口。

左の穴の内部。高さ二メートル、深さ十五メートル。昔はもっと深かったらしいが、長い年月の間に浅くなったとか。また、奥に水が湧いているという。

右の浅い穴「前庭」。面積は十メートル四方程度。

「前庭」には謡曲「紅葉狩」記念の木柱が立てられ、中央に祠がある。

前庭中央奥の祠。

岩屋手前からの眺め。雲海の中に戸隠連山が聳え立つ。


大きな地図で見る
紅葉の岩屋の場所は左の地図の通り。また、以前訪問した様子こちら。詳細な詳細な行き方についてはこちらを参照。



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