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土蜘蛛紀行 肥前編
其之壱、佐賀─ホ、下田
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狭山田女:山を降りてきたね。
大山田女:ここは磐座のある金敷城山(かなしきしろやま)の麓の、「道の駅 大和」です。
狭山田女:向こうに見えるのが金敷城山だね。こうやって改めて見ると、なかなか立派な山だよね。あ、道の駅の後ろは嘉瀬川なんだ。

大山田女:はい。このあたりまで来ると、さすがに渓流になって来ますね。さて、この道の駅の辺りは、金敷城山も含めて、今も下田(しもだ)という地名です。風土記には、私達のお告げに従って、大荒田が「下田村」の土を取り、人形や馬形を作ってヨドヒメ様を祭ったと書かれていますが、ここがまさにその下田です。

狭山田女:うんうん。懐かしいね。ヨドヒメ様の宿られる山の麓だからね。実際に下田のどこで土を取ったのかは……みんなには内緒だけどね。

狭山田女:道の駅にこんなタオルが売ってたよ。これは何のキャラかな?
大山田女:これは佐賀市に合併される前の、大和町のマスコットキャラ「まほろちゃん」です。町役場の職員の方が描いたもので、一部で異例の大人気になりました。今は大和町が消滅してしまいましたが、合併された佐賀市のサイトのキッズページで復活しています。
狭山田女:ふうん、ここに住んでる現代の人達も、なかなか面白いことをするね。このモデルって、もしかして大山田ちゃん?
大山田女:わ、私じゃありませんし、狭山田さんでもありません。モデルはヨドヒメ様なのだそうですよ。
狭山田女:そっか、ヨドヒメ様か。今もこの地を守る女神様だからね。

大山田女:今もヨドヒメ様は里の人に親しまれている……ということですね。ちなみにこちらには作者へのインタビュー(探偵ファイル)、大和町のサイトや広報誌で使われた使われた「まほろちゃん」のギャラリー(国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業)もあります。まほろちゃんの仲間も登場しますよ。
狭山田女:う~ん、あたし達の故郷ながら、なかなか侮れない場所だね。


大きな地図で見る
大山田女:この「まほろちゃん」は、今でも旧大和町の別の場所でも見ることが出来ますよ。
狭山田女:えっ、そうなの? じゃあ次はそこに行こうよ。下田への行き方は、左の地図を参照してね。



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