狭山田女:ここは、山田の里の対岸だね。何だか立派な門があるよ。
狭山田女:ふ~ん、こんな感じの建物だったんだ。二百年くらい使われてたんだね。
大山田女:門を越えてみましょう。石で囲ってあるところが、国庁の建物があった場所です。奥の樹木の垣根は、塀のあった場所を表しています。そのずっと奥に、ヨドヒメ様の鎮まる金敷城山が見えますね。
大山田女:こちらは門とは反対側の端です。
狭山田女:あの建物は?
大山田女:狭山田さん、このパンフレットのここを見て下さい。
狭山田女:あっ!こんなところにも。何だか大宮司の好きそうなキャラクターだよね。|
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狭山田女:うん。こうして国の中心になって、ヨドヒメ様が大事にされたのなら、あたし達がした事にも意味があったよね。 大山田女:そうです。ずっとずっと後の世の事まで考えて、あの時私達はああしたのですから……。 狭山田女:この先もこの地に幸いあれ、だね。肥前国庁への行き方は、左の地図を参照してね。 |