狭山田女:あやや、石の小山がいっぱい。
狭山田女:すると当時の人達も知っていたんだろうね。あたし達の時代ともそんなに違わないしね。確かにこういう大きなお墓を作る人達はいたもんね。
狭山田女:わあ、真っ赤だ。昔こういうお墓が好きな人達はいたね。
大山田女:この小さな岩で大きな岩を支えているのは、もっと古い時代のお墓で、「支石墓」と言います。
狭山田女:てことは、向こうからやって来た人達のお墓なのかな?
狭山田女:じゃあ、あたし達のご先祖様のお墓かもしれないね。この岩の下の甕は、棺だよね。
大山田女:徐福が生きたとされる時代は紀元前三世紀、ここの支石墓と同じ時代ですしね。ほら、あの森の奥にある山、金立(きんりゅう)山という山ですが、ここに「フロフキ」という薬草が生えています。これを徐福が見つけたという伝説があります。|
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大山田女:この遺跡がある金立公園の敷地内には、それを記念した徐福長寿館という施設もあります。 狭山田女:なかなか面白い場所だね。 大山田女:そうですね。金立公園は、ハイウェイオアシスにもなっていて、長崎自動車道の金立サービスエリアとつながっているので、現代の人は自動車なら簡単にアクセスできますよ。久保泉丸山遺跡への行き方は、左の地図を参照して下さい。 |