狭山田女:ここはどこかな?随分山深いところだね。
狭山田女:へえ~、ここが葛城かあ。
狭山田女:えっ?!ここがあの神話の「高天原」なの?!
狭山田女:「葛城王朝」かあ……大和の、一番はじめの頃だね。
大山田女:実は社殿の左脇に、土蜘蛛を葬った塚があるのです。
大山田女:これが、その塚ですよ。
大山田女:次は、神社の真向かいにある、あの森に行きましょう。
大山田女:これが、土蜘蛛住んでいたという場所、蜘蛛窟(くもくつ)です。地元には、ここに千本の足を持つ土蜘蛛がいて、時の天皇の悩みの種であったので、勅使が矢で射殺したという伝説があります。この蜘蛛窟も、先程の塚も、この伝説に基づくものです。
大山田女:土盛の上ですからね。本当は「土蜘蛛」と呼ばれた、土着の人の墳墓なのかもしれません。| 
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		狭山田女:そうだね。ここも今はひっそりとしてるけど、それがかえって厳かに感じるね。 大山田女:では次は、葛城地方の古代信仰において、最も重要と呼べる場所に行きましょう。 狭山田女:高天への行き方は左の地図を参照してね。  |